INTERVIEW先輩たちの声

えぼし
ケアマネージャー
2008年入社

高杉 由貴子Yukiko Takasugi

今までの経歴を教えてください。

子育てが落ち着き、40歳前に資格ある仕事に就きたいと思い介護職員になりました。
現在16年目になりますが、介護福祉士、ケアマネージャーの資格をとり、今は現場のリーダーとして働いています。
子育て中はパートをしていたのですが、以前に看護の勉強をしていたこともあり、当時の知識も生かしながら働けるかな?というので 介護の仕事にチャレンジしてみようと思いました。
振り返ってみて、すごく良い決断だったと思います。身体もまだまだ動く年齢だったので。

天寿園会に入社した決め手や魅力を教えてください。

その当時、ヘルパーの資格がなければ採用してくれるところが少なく、資格なしでも採用していたのが藤仁会でした。
ですので、入社してから資格を取って行ったので大変でしたが、
子育てがひと段落していたこともあったのでそんなに負担はありませんでした。
それよりも、自分自身がもっと知りたい!という意欲があったので、そちらの方が強かったです。

入社前と入社後でのギャップはありましたか?

入社前は介護というと大変な仕事だと思っていたのですが、来てみると利用者さんとスタッフが談笑していたり、
プレイケアとして風船で遊んでいたりとゆったりとした時間をすごしていました。
時間におわれて過ごしているイメージだったので驚きました。(当時はスタッフも多かったのもあるかもしれません)
面接で「若いスタッフが多いけど、年下に指示をされるの嫌じゃない?」と聞かれたので、若いスタッフが多いのかな?と感じていたのですが そんな若いスタッフたちが高齢の利用者さんたちと仲良くしていたのは、すごく衝撃的で印象に残っています。

他の施設とはここが違う!という点を教えてください。

常に利用者の状況に合わせて、排泄の仕方や食事形態を見直し、リハビリとも連携しながら生活自立度の向上を目指しています。
また、グループ内にリハビリがあるので、「トイレ誘導が可能かどうか?」など
利用者さんの状況にあわせた適切なアドバイスをもらうことができるなど
日々の業務の中で藤仁会・天寿園会が連携するメリットを感じられると思います。

どのような人と一緒に働きたいですか?

思いやりのある人。高齢者の目線に立って考えれる人。

仕事の上で大事にしていることを教えてください。

今現在の利用者さん一人一人の状態を把握する事。利用者さんにとってベストなことは何なのか常に考えています。
施設内でも、コミュニケーションを多く取るようにしています。
利用者さんの状況を気にしながら施設内を見て周り、気になる点を共有するノートを作っておいたりして、
状況の確認を事細かく職員同士でするようにしています。
朝の申し送りや昼のミーティングだけじゃなく、通常業務の中でも職員同士でなるべく会話をしますし、
うっかり伝え忘れた時は電話やLINEなども使って漏れの無いように心がけています。

介護のやりがいや嬉しい瞬間はありますか?

入所時は寝たきりだった利用者様が、トイレ誘導できるまで回復したりするとやりがいを感じます。

仕事をしていて大変だったエピソードや、その乗り越え方を教えてください。

現在の介護は知識が必要となって来ています。
口腔ケア一つにしても、何故必要なのか、きちんと行えないと病気につながるなど、知識がないと利用者様の不利益につながる事になります。
バルーン留置の知識や移乗の仕方など、トラブルや事故を未然に防ぐために知識を定期的にブラッシュアップし、確認することが大切です。
なので、定期的に施設で勉強会を開催し、常に新しい知識・正しい知識をスタッフと一緒に学び、利用者さんに提供できるようにしています。

働く中で、今の職種に持っていたイメージは変わりましたか?

イメージよりさらに、やりがいがある職種だなと感じています。

今後の目標は何ですか?

利用者さんが自分らしく生活できて、スタッフが働きやすい環境をつくる事です。
体調が良くてもコロナなどで数年間家に帰れない人も多くいたので、利用者さんが家に帰る機会を作れないかと施設で検討しています。
また、スタッフについても色んな人とコミュニケーションを取って、私が間を取り持つことで和気藹々と過ごせる環境作りを意識していますね。
やはり人間同士トラブルもゼロではありませんし、利用者さんもそこを察知してピリピリしてきてしまうので、うまく橋渡しができるとスタッフのためにもなるし、利用者さんのためにもなると思います。

スタッフが優しい顔をしていると、利用者さんも優しく接してくれますし、私だけでなくスタッフみんなでそんな意識を持てるよう働きかけたりもします。
実は利用者さんは、私たちスタッフのことをよく見ておられます。
「誰々さん、最近こうだね」という利用者さんの声を聞いて、スタッフのトラブルを未然に知ることもあるので、
お互いに良い関係を作れると良いですよね。

オンとオフの切り替えや、休日の過ごし方を教えてください。

割と仕事人間なのか、正直あまり切り替えは不得意な方です。
家に居ても仕事の事を考えている方ですし、急な休みや体調不良が出ても対応できるように日頃から声かけしてカバーできるようにしています。
ただ、猫との時間は癒しの時間です。

求職者へのメッセージ

えぼしは子育て中の人でも働きやすい職場です。休みもお互い様の精神で自由に取れます。
お子さんが熱を出したりしてお母さんスタッフが働いていると、みんな「早く帰りなさい!」と声をかけることも。
何かあった時はみんなでサポートするので、お子さんや家族が優先ですから。
そんな職場環境なので子育てが一段落した方も、子育て中の方も、介護に少しでも興味があったらご連絡お待ちしています。
元保育士の方が、口腔体操だけをやっていたこともありますし。
シフトや携わる業務を家庭環境や経験にあわせて調整できるので、まずはご応募ください。

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