INTERVIEW先輩たちの声

工藤医院
看護師
2010年入社

佐々木 陽香Haruka Sasaki

今までの経歴を教えてください。

高校卒業後、名古屋の看護専門学校へ入学したのですが中退して地元青森へ戻ってきました。
しかし、戻って来てからも看護師になる事をあきらめきれなくて、
知人から工藤医院を紹介されたのが入社のきっかけでした。
中学生の時に祖母を亡くしたのですが、祖母は「家にいたい」と言って在宅看護をやっていました。
その時の経験があったので、看護師になりたいとずっと思っていました。
また、紹介してくれた方も工藤医院で働いていましたし、地域のすごい病院だと聞いていたので安心感はありましたね。

天寿園会に入社した決め手や魅力を教えてください。

奨学金学生として工藤医院で看護助手として働きながら資格取得が出来るところは魅力でした。
奨学金学生は、朝から仕事をして、学校に通って、帰ってきてまた仕事をするというのが一日の流れです。
ですので、学費全てを負担してもらえるだけではなく、働いた分はきちんと給料ももらえるので
経済的な理由で看護師の夢を諦めている方は、ぜひ検討してみて欲しいです。
法人で規定の年数働けば学費分の返済も不要ですし、光熱費以外は必要ない寮も用意されているので
色々な方が看護師へチャレンジできるのではないでしょうか。

入社前と入社後でのギャップはありましたか?

同じ法人内でも施設や他事業もあり、天寿園会もあり組織が大きい事は驚きました。
ただ色々な法人があるだけでなく、患者さんの退院が決まってから、
すぐ家に帰るのは難しい方でも、法人内の他の事業所や天寿園会に移ってから自宅へ帰るという方法もスムーズに取れるので、
患者さんを送り出す側としても安心感があります。

他の施設とはここが違う!という点を教えてください。

組織は大きいが地域の方のコミュニティの場を目指しておりアットホームな感じはあると思います。
勤続年数が長い方も多いので、スタッフはもちろん患者さんとも和気藹々とした空気があるのではないでしょうか?
私は学生の時からから今の病院スタッフと一緒に過ごしていますので、資格取得後も働きやすかったです。
学生の時も看護助手として工藤医院で働いていたので、教科書だけではわからないようなことを
先生はじめスタッフの方に教えてもらうこともできましたし、さらに現場で経験をしながら学ぶことができました。
そのおかげもあってか、良い成績で看護学校を卒業することもできましたよ。
もちろん、仕事と学業の両立は大変でしたけど、ものすごく辛かったという記憶はなく、今となっては良い思い出です。
仕事も勉強に直結していたので、他のアルバイトなどをやるのに比べると、良いことずくめだったかもしれませんね。
また、工藤医院は師長や主任といった肩書きがありません。勤続年数に応じた責任者は設けているのですが、
基本的に上下がないフラットな組織なのでそうした風通しのよさも特徴かもしれません。

どのような人と一緒に働きたいですか?

人が好きで大事に出来る人。

仕事の上で大事にしていることを教えてください。

常に相手の立場になって考える事。
寝たきりの患者さんや、自身で話せない方も多いので「ずっとベッドを起こしているとお尻痛いかな?」とか
「点滴を打っている時に真上の電気がついていると眩しいよね」とか細かいことも気にかけるようにしています。
最初はなかなか気づけなかったですが、患者さんと日々コミュニケーションをとって、経験を重ねる中で徐々にできるようになってきました。

やりがいや嬉しい瞬間はありますか?

患者様が軽快退院する時、ありがとうや助かりましたと感謝の言葉をもらえたき。
ここ数日で亡くなるかも…という患者さんが救急車で搬送されてきたことのですが、
その方がご自分で歩いて退院した時は嬉しかったですし印象に残っています。
患者さんも私も嬉しいですし、ご家族の方にもすごく喜んでもらえましたね。
コロナ禍でなかなか面会ができないタイミングでは、スマートホンのテレビ電話を繋いでお顔をみてもらったり、
その時々でできるベストなコミュニケーションをご家族の方ともとれるように意識しています。

仕事をしていて大変だったエピソードや、その乗り越え方を教えてください。

イレギュラーが立て続けに起きた時は大変ですが、帰ってからのビールを励みに頑張っています。
救急車が来た時は忙しいですし、救急車で送っていく時にも看護師が一人取られてしまいます。
また、入院の方が立て続けにいらっしゃった時も看護師が一人ずつ着く必要があるので、通常業務がこなせない時も。
そんな時は優先順位をつけながら、時には多少の残業もしながらうまくみんなで回しています。
そんな風に忙しいのですが、休みの希望は通りやすいですし、働く環境としてはすごく良いと思います。

今後の目標は何ですか?

看護師としても藤仁会としても長くなってきました。患者様やご家族からはもちろんスタッフとして頼りにしてもらえるような存在になりたいです。
きめ細かい看護を提供するにあたって、細かい話を聞くことも重要だと思いますので。
同僚や後輩にとっては、フレンドリーで仕事のこともプライベートのことも相談してもらえるような先輩が目標です。
「怖くて聞けなかった→医療ミス」というのは絶対に避けたいので、気軽に相談してもらえるようになりたいと思います。

オンとオフの切り替えや、休日の過ごし方を教えてください。

アニメ、映画、韓国ドラマなどはクールごとにリサーチして、気になったものはしっかり観ています。
温泉に入るのも好きですね。
あとは、子どもを部活に送って行ったり、迎えに行ったりと仕事終わりも忙しいので、
平日休みの時はお昼からビールを飲むのが楽しみです。

求職者へのメッセージ

藤仁会では看護師はもちろん、看護学生も募集しています。地元を離れず看護師を目指したい方、
家庭の事情により進学を悩んでいる方も奨学金制度を利用することで目標をあきらめず一緒に頑張っていきましょう。

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