INTERVIEW先輩たちの声
えぼし
作業療法士
2004年入社
古屋敷 勇助Yusuke Furuyashiki
今までの経歴を教えてください。
子どもの頃から工藤医院のかかりつけでした。昔から地域の方々が「何かあれば工藤医院に行けばなんとかしてくれる」という存在でしたね。安心感や親しみやすさはずっと感じていました。
私は、中学生頃から漠然と「将来は介護か看護師をやってみたいな」と考えていました。
高校生の時に工藤医院にかかった時に、雑談で将来の話になったんです。その中で藤仁会の理事長からリハビリという仕事がある事を教えて頂き、リハビリについて調べていくうちに勉強してみようと考えるようになりました。
小さなことから診てもらっていたので、理事長とは「部活はどんなことやってるんだ?」とか色んな話をしていて本当に生活の全てを診てもらっているようなイメージですよね。
それで、高校3年の進学進路決定時に、ちょうど専門学校が新設されるタイミングだったので4年制の作業療法士養成専門学校への進学を決め入学しました。卒業後から藤仁会スタッフとして16年目になります。
天寿園会に入社した決め手や魅力を教えてください。
そんな関係だったので、理学療法士の資格合格を報告した時に「それならうちで働いてみないか?」と声をかけてもらいました。
工藤医院やえぼしは、地域に親しまれている場所だと身をもって感じています。
子どもの頃から大人になっても診てもらっている方が多いと思いますし、職員と患者さんが家族のように親近感が感じられます。
ですので、今度は自分が支える側として働きたいと思って入社を決めました。
入社前と入社後でのギャップはありましたか?
入社前は専門職として就職するので、自分はリハビリテーションの仕事で患者様の生活を豊かにしていくことが重要と考えていました。
しかし、入社すると医師、看護師、介護職、栄養士、ケアマネージャーといった専門職が
互いの仕事の理解をしあってサポートしながら仕事をしている事にいい意味でのギャップを感じました。
「利用者様の生活ってリハビリだけではないんだよな」ということに改めて気付くことができ、
関わるスタッフが同じ目標・目線を持って一人の利用者様を支えていくことで、
「病気を治すだけでなく、生活をより良くしていく」という視点で広く自分の仕事を捉えることができるようになったと思います。
困っている人、必要としている人に対して藤仁会の皆は助け合って仕事をしている所ですね。
そんなスタッフ同士の関わりを通じて、気づきを得たり学びのある職場だと感じています。
他の施設とはここが違う!という点を教えてください。
会社の方針と自分の方針が同じことが前提ではありますが、必要な資格や技術取得のために積極的にサポートしてくれるところです。
自分から学びたいことを提案すると機会をもらえますし、会社から「こんな研修あるけど受けてみない?」と提案をもらうこともあります。
例えば、リハビリテーションの分野では嚥下評価技術、キネシオテーピング技術や神経モビライゼーション技術の研修へ参加しました。
それが利用者や職員・職員の家族の為になるのであれば、必要な研修はシフト調整など積極的に参加のバックアップをしてくれるところです。
他で働く専門学校の同期からは羨ましがられましたね。
どのような人と一緒に働きたいですか?
挨拶、感謝が出来る人。いつも挑戦する心を持っている人。地域の為に働きたいと思っている人。
どれか一つでも持っている方は、藤仁会にマッチすると思います。
仕事のやりがいや嬉しい瞬間はありますか?
患者様・利用者が病気やけがをして、今までできたことが出来なくなり落ち込んでいる時に
リハビリを通して再び元の生活を送る事が出来たときに「あなた方が居てくれてよかったです」と感謝の言葉をもらった事です。
その後にも現状のお話をその方からいただいたときは関われてよかったなと思いました。
仕事をしていて大変だったエピソードや、その乗り越え方を教えてください。
誰でもうなくいかない時や失敗する事がありますよね。私もつい先日、失敗して先輩から助言をもらったことがあります。
忙しいと、ついつい報連相が抜けてしまうこともありました。そんな時でも頭ごなしに怒るのではなく、
「経験を重ねていても油断せず、自分が見えている部分と見えてない部分とを常に意識・想像しながら仕事をしよう」と
アドバイスされました。
失敗をすると落ち込みはしますが、まずは自分の間違いは素直に認めます。
認める事で一度、自分の中で振り返る事ができ、次にどうすべきか考える事が出来るからです。
そこから、次に同じように失敗をしないで仕事ができるようになりますし、そういう気持ちで行動すると忘れる事はありません。
何より、助言をくれる先輩が居るというところが何より有難く、
自分もそうなれるよう仕事したいと思えると乗り越えられるのではないでしょうか。
今後の目標は何ですか?
藤仁会では病院、温泉、フィットネス、介護老人保健施設と営業しています。
子どもから高齢者までの方が生活の中で必要とされる、愛されるような施設であり続けるために常に新しい事に挑戦し続ける事です。
また、そうして地域で育った子供達が将来、藤仁会で働いてくれたらうれしいです。
そのために、患者さんが求めるものに対してしっかりと耳を傾けるようにしています。
そこに子どもや高齢者は関係ないと思うので、ゴールをしっかりと共有した上で最適な環境を提供できるようにしていきたいですね。
オンとオフの切り替えや、休日の過ごし方を教えてください。
現在は子どもがいるので休日は子供と精一杯遊んでいます。
お寺や神社で御朱印を押してもらうことと温泉巡りが家族の中でブームです。
上の子どもが小さな頃から神社仏閣や仏像が好きで、顔を見るだけで「これは如来だよ」とわかるくらいで。
ですので、気になる仏像があればそれが祀られているお寺や神社を訪れて
子どもは仏像を見て楽しんで、妻や私は御朱印を集めたりとみんなそれぞれの楽しみ方をしています。
また、過去に陸上をやっていたこともありランニングが好きなので、自分の時間があれば健康増進と記録に挑戦することを楽しんでいます。
休日が充実すると、仕事もまた頑張れますからね。
求職者へのメッセージ
藤仁会はお客様、お客様の家族、職員、職員の家族、地域に住む方々に対して医療、介護、健康増進の為に様々なサービスを提供しています。
いつまでも自分の住み慣れた町で過ごしたい、自分の住む町が素敵になれば
もっといろいろな産業も活気づいてさらに魅力的な地域になると思います。そう考えるとわくわくしませんか?
一緒に地域づくりやってみましょう。