INTERVIEW先輩たちの声
工藤医院
看護師
2020年入社
グエン レーラン リンNGUYEN LE LAN LINH
今までの経歴を教えてください。
高校入学の時に日本へ来日し、最初はCAを目指していたのですが看護師の仕事に興味が出て、藤仁会の奨学金制度を活用して看護大学へ進学しました。そして卒業後は、そのまま工藤医院へ就職しました。
天寿園会に入社した決め手や魅力を教えてください。
高校3年生の時に来日時にお世話になった方の紹介で藤仁会の奨学金制度を知りました。
高校の夏休みで工藤医院での看護体験をさせてもらい、看護大学への入学を決めました。
大学入学後も、東京にある天寿園会の施設で介護業務でアルバイトをしながら資格取得ができました。
医療現場だけでなく介護施設も看護の役割も体感できることろは魅力的です。
入社前と入社後でのギャップはありましたか?
初めて日本の病院で働く為、すべてが新しいものに見えました。
看護師の仕事内容が多く、時間通りに仕事が出来なく最初はいっぱいいっぱいだった。
とにかく人に相談することが大事だったと思います。上司や先輩、自分の家族ともたくさん話をして乗り越えることができました。
また、最初は方言も大変でした。言葉がわからなくて、自分が何をすれば良いかわからないことも多かったです。
今は仕事に慣れてきて、自分の仕事の傾向が分かったことで、
自分なりの時間配分を分かるようになり少し余裕を持つことができていると思います。
他の施設とはここが違う!という点を教えてください。
外来が注目されがちですが入院もあるため、外来・看護・病棟看護の全てが経験できます。
私も、病棟がメインですが人が足りない時などは外来を担当することもあります。
どのような人と一緒に働きたいですか?
冷静に考えられる人。
患者さんありきの仕事なので、自分の感情を優先してしまうと、なかなかうまく仕事が進まないのかな?と思います。
仕事の上で大事にしていることを教えてください。
患者様一人ひとりの個性に合わせた看護を提供したいです。
どんな看護・ケアが適切なのかを、患者さんにあわせて提供してこそ、安心な環境が提供できると思いますので。
介護のやりがいや嬉しい瞬間はありますか?
やはり、入院した患者様が退院後に自分の事を覚えてくれていたことが嬉しいですね。
退院後に外来でフォローアップすることもあるので、そうした時に声をかけてもらえるとすごく嬉しいです。
また、外来だとお子さんと触れ合う機会もあって楽しいと感じます。
仕事をしていて大変だったエピソードや、その乗り越え方を教えてください。
経験もまだ浅いので認知機能低下のある患者さまの対応は、冷静に落ち着いて対応する事が難しいと感じる事はあります。
今後の目標は何ですか?
春から大学院に通って、公衆衛生について勉強する予定です。
看護だけでなく広く勉強することで、日本の医療機関と在留外国人の架け橋になりたいと思って進学を決めました。
ベトナムと日本の看護資格制度は大きく違っていますし、病院との距離感も違いますので。
試験勉強の時や、入学後もシフトなど協力してもらって、上司や先輩もすごく応援してくれましたね。
これからしっかり仕事との両立をして、キャリアアップを図って行きたいです。
オンとオフの切り替えや、休日の過ごし方を教えてください。
体を動かすことが好きで、ベトナムでは小学校から水泳の選手だったので今も水泳をやっています。
泳ぐと頭がスッキリしますし、ぐっすり眠れます。
求職者へのメッセージ
当院では看護師の業務範囲が広く、外来での検査介助も学ぶ事が出来ます。
医師とのコミュニケーションも図りやすく、患者さんや看護の事はもちろん自分の勉強にも助言をもらえるような環境です。
看護・介護を問わず、海外からのチャレンジもぜひ応募してきて欲しいです。
最初は辛いこともあると思いますが、同じ経験をした私だからサポートできることもあると思います。