INTERVIEW先輩たちの声

工藤医院
看護師
2010年入社

浅野 愛恵Yoshie Asano

今までの経歴を教えてください。

弘前の看護学校卒業後、弘前の病院と神奈川県の病院で働いて、親の病気をきっかけにして地元青森に戻ってきました。
神奈川では800~900床くらいの大きな病院にいて、こちらに戻る直前はICUの担当だったんです。
周りには機械がたくさんあって自分たちの仕事のサポートをしてくれるような環境だったので、
診療所に転職するとなった時にスキル的な不安はありました。

天寿園会に入社した決め手や魅力を教えてください。

従妹が天寿園会に務めていて、彼女に藤仁会を紹介して貰いました。
ふくろうの湯は利用していて「隣が病院なんだ、天寿園会とグループなんだ」程度で知ってはいたのですが
「患者様、患者家族だけでなくスタッフとスタッフ家族を思う」という理念に惹かれて転職を考えるようになりました。
また、病気をしていた私の家族への気遣いの言葉もいただいたりして、入職前からその理念を体感出来たのも大きかったですね。
入社後も親の手術や通院への理解も深く、必要な時は休みを取るよう促してくれて有難かったです。
手術の時も私は休むつもりはなかったのですが、周りから「休みなよ」と声をかけてくれたり、
先生方には病状の相談にも乗ってもらったりもして安心感がありました。

入社前と入社後でのギャップはありましたか?

有床診療所ではありますが、外来には胃カメラやCT、MRIまで完備されており、
健康なうちからお付き合いと掲げている通り、地域の方が通いやすい場所で大きな病院負けない検査が出来ることに驚きました。
また、法人内ではメディカルフィットネスや老健施設、天寿園会もあり、
病院での患者様だけでなく、施設の役割やそこで暮らす人びとの事も学べることも入職してから知りました。
看護業務だけでなく、リハビリスタッフ、介護スタッフとの連携、ケアマネージャーなどと距離が近く、
他職種と密に連携を取り合うことができ、時にはカバーしあいながら一人の患者様へ関わっている所もたくさんの学びになりますね。

他の施設とはここが違う!という点を教えてください。

入院を例にすると、患者様が何処に帰るかにもよりますが、帰り先で不便がなく暮らしていけるのを確認してからの退院を目指しています。
もちろんそれには医師、看護師だけでなく家族やリハビリ、ケアマネージャーと連携する事で実現します。
有難いことに法人内はもちろん天寿園会という強い味方もありますし、そこの距離が近く連絡も密なので相談もしやすいと思います。
大きな病院にいると「元気な人が入院してきて、治ったら退院して付き合いが終わる」ような感覚がありました。
ここでは、自宅の改修など暮らしてから本当に安心して暮らせる環境づくりまでしっかりと携わっていて、
細かなところまで整えた上で退院させることが重要なんだなと気付かされました。
また、プライベート面では、休みがすごく取りやすい環境だと思います。
以前の職場だとなんとなく先輩優先のような雰囲気もなくはなかったんですが、
ここは一人ひとりの距離も近くて、お互い思いやりながら親の病気のこと以外での休みもすごく取りやすいと感じています。

どのような人と一緒に働きたいですか?

前向きに問題解決に向けて一緒に考えていける人。
誰でも失敗はありますが、それを続けてはいけない仕事だと思います。私たちは患者さんたちに失敗させてもらっているので、
次に向けて問題解決を積極的に考えられないと、自分が病んでしまうでしょうし、ポジティブに切り替えられることは大事かもしれませんね。

仕事の上で大事にしていることを教えてください。

これが自分に今できる最大限かを常に考える。自分の家族だったら、自分だったらと相手の立場に立って考えるようにしています。
仕事をしていていくつか選択肢がある時に、自分だけでは判断できないこともあるので、
周りにも意見をもらうようにもしながら常にベストの判断を下せるように心がけるようにしています。

仕事をしていて大変だったエピソードや、その乗り越え方を教えてください。

患者様が退院するまではご家族も含め他職種との連携が欠かせません。
情報共有の仕方、相手への伝えかた等うまく伝わらない時に難しさを感じます。
スタッフ内で失敗談を元に話し合う事で必ず次の場面に活かせるよう努めています。
また、法人内で接遇研修を取り入れていただいており、個人のスキルアップと共に病院としての質の向上にも努めています。
挨拶の仕方など、普段仕事をしていると気づかないことも研修で改めて見つめ直すことができるので良い機会だと思います。

今後の目標は何ですか?

地域の方の困ったときの工藤医院でいつづけれるように、その場所の一スタッフとして働いていきたいです。

オンとオフの切り替えや、休日の過ごし方を教えてください。

白衣を脱いだら切り替えは早いです。休日は食べるものが好きなので料理をしたり。
「家族や他の人の為にもまずは自分を大事に、自分の健康を」とヨガに出会って、二年ほど続けています。

求職者へのメッセージ

スタッフとスタッフの家族を思うの理念の通り、さまざまな事情を抱えて働いているスタッフもいます。
正職に限らず時短などは要相談で働くことが可能なので、募集要項だけみて「条件が合わないな…」と思わずに
まずは応募して、面接でぜひ相談してみて欲しいです。

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